ブングテン13 開催模様のご報告【1】
〜 展示・ワークショップ・ブング店編 〜
すっかり遅くなってしまいました。
ブングテン13の開催模様をご報告いたします。
11/17(日)穏やかな秋の一日、
今年最後のブングテンが開催されました。
[ 展示 ]
■藤川研究所
「日本つけペンめぐり」
Twitter:@hiragien
http://pensaki.cocolog-nifty.com/blog/
沢山の箱に一つ一つ説明をつけての展示は、さすがの迫力でした。
それに資料としても貴重なラインナップです。
「こんなのあるんだ」と感心して眺める方や、
素敵なデザインに惹かれて足を止める方など会場の職員室入口で
お客様をがっちりキャッチしてくれました。
試し書き用のペン軸もレトロでいい感じのものを使用。
中でもこけしのついているものがかなりのレアものとお見受けしました。
いいものを見せていただきましたよ。
■古書カフェ くしゃまんべ
「蔵出しトンボのPOP広告」
Twitter:@KMB_oji
http://ryodan.com/kmb
会場に入ると、怪しい飛行船型の何かがくるくる回っています。
その後ろにはトンボ鉛筆の大きな垂れ幕。
トンボ鉛筆のコレクションの中からPOPという楽しいアイテムで会場を飾ってくれました。
旗や看板や什器はあっても、動くPOPはなかなか見られません。
飛行船を不思議そうに眺めるお客様の表情が印象的でした。
動くPOPに心奪われる(?)お客様。
■INOUE
「1.0ミリ芯以上のシャープペンシルたち」
Twitter:@everfutoshin
回を重ねるごとに、展示している太芯シャープペンシルたちの特徴のアピールが
うまくなっていますよ!
「2ミリ以上〜」の展示では、一般の人はあまり見る機会も使う機会もない極太芯のシャープペンシルが。
こういうものがみられると、ちょっと筆記具に詳しくなれた気がします。
お客様の試し書きもいい味出してました。
とても味のある試書き。
■ものぐさ博物館 館長
「金属軸の筆記具」
twitter: @monogusa3579
http://3579.dtiblog.com/
ずらりと並んだ金属軸のシャープペンシルやボールペン
そういえば最近見なくなりましたね。
入学のお祝いにボールペンとシャープペンシルのセットが定番だった時代もありました。
一見地味ですが、芯を出し入れる機構が特徴的であったり、
構造が面白かったり、それぞれ特徴があります。
見た目ではなく、身の部分をとらえているのは
好きな人ならではですね。
ちなみに、展示した感触としては筆記具より下に敷いた紙が
好評だったそうです!
このパーツが「すごい」そうです。
■蛍窓舎
「BBGツクール」
twitter: @keisosha
http://keisosha.com
オリジナルの文房具を作ろう!とつくり方や実際の手作り文房具を展示したのは
蛍窓舎さん。
ISU式展開筆入れや、ミニ文具などのオリジナルの文具や素敵な作家さん作品を
多く扱っている蛍窓舎さんらしい発想ですね。
手作りと言っても手芸品のようなテイストではなく、より「製品」的なもの。
こういうのも作れるんだよ、やってみようととお誘いの声が聞こえるようです。
■中村文具店
「昔の伝票の表紙は洒落ていた」
twitter:@nakamurabung10
http://nakamura-bungu.com/
いつもぎりぎりまでネタをオープンにしない秘密主義の中村文具店さん。
何が出るかなとわくわくしていたら、
今回はステキデザインの伝票シリーズが。
昔は手書きでデザインしていたんですって。
お金のやり取りをする時に、きれいな用紙の伝票で気持ちよくやり取りできるように。
そんなことを思いながらデザインされたのでしょうか。
■たいみち
「平らな古文房具」
twitter: @tai_michi
http://blogs.yahoo.co.jp/tai_michi
ノート以外の「平らな」文房具・・・って何?
ここでは明治時代に使われたミニ黒板のような「紙製石盤」や下敷き、
カーボン紙などをご紹介。
平らな文房具は、デザインや広告を印刷できるスペースが広いので
時代の特徴がよく出ている素敵なものが多いですね。
[ワークショップ]
■きたきつねの文具館
「テープ剥がし講座」
twitter: @dr_northfox
http://northfox.cocolog-nifty.com/stationery/
テープはがしのワークショップとはどんなものかと思ったら、
いろいろなタイプのテープをはがしてみるそのままの内容でした。
それがオリジナルのナイフがよくできていて、
「よくはがれる」「気持ちがよい」と大好評!
文房具の機能的価値をよくわかっているきたきつねさんならではの
ワークショップですね。
初参加にして、貫録の出展内容でした。
■isu
「筆記具改造講座13」
twitter: @uncomf_chair
http://blog.livedoor.jp/uc2/
毎回地道改造をしづつけて、改造ファンも講師力も確実に積み上げているISUさん。
雑誌「グッとくる文房具」にも掲載されたんですよ。
そして机の上にはしっかり「ぐっとくる…」の記事が置かれていました。
雑誌を見てきてくれた人はいたのでしょうか?
またあらたな改造ファンが増えたらいいですね。
■川窪万年筆
「天年筆を作ろう!」「ワンコインクリニック」
twitter: @kawakubo_fp
facebook: katsumi kawakubo
http://kawakubofp.com
天年筆ワークショップは、竹やワラビなど万年筆からはほど遠く感じられる素材から
万年筆を作るという人気のワークショップ。
天然素材は一つ一つ異なるので、
自分好みの形や手触りを確かめながら
自分で作り上げていく達成感が魅力ですね。
作るための素材であるペン先やパーツを見るのも
なかなか楽しいものです。
★今回、ワークショップの会場を職員室とランチルームで行いました。
ここまでが職員室、これ以降がランチルームになります。
ではランチルームに行ってみましょう!
■カルパッチョ佳代子
「デコラッシュで豆本作り(仮)」
twitter: @carpacciokayoko
https://www.facebook.com/kayoko.shibata.50
透明の修正テープに小さなイラストが載っている、という説明になるのでしょうか?
デコラッシュはそういうものです。
このデコラッシュの小ささ、柄の多さ、扱いやすさを生かして
「豆本つくり」ワークショップが誕生しました。
多種多様なデコラッシュも併せて展示。
小さなお子様が一生懸命作っている姿のほほえましさ、
出来上がりの豆本のかわいらしさにほっこりする
素敵ワークショップでした。
■Kuff Luff
「箔押しで作る文具ふせんセット」
twitter @kuffluff
http://kuffluff.com/
まず、素材のデザインが素敵です!
そして、ふせんカバーというのもいいですね。
だって付箋はいつも引き出しの中で勝手に分離して
汚れてしまっているものだから。
箔が一般的な金・銀だけでなく、白があるのも新鮮でしたし
何より「箔押しってそんなに簡単にできるんだ!」というのを
伝えていることがいいなと思うのです。
■栗原まもる
「漫画の効果線を描いてみよう!〜点描編〜」
twitter@kurimamo
http://ameblo.jp/kurimamo
栗原先生第3回目の効果線ワークショップは、点々です。
点点点点・・・・・・・ひたすら点点です。
毎回小さな女の子が参加している姿を目にしますが、
今回も小さな未来の漫画家さんが点々していました。
いつか「小さいときにイベントで点々して、楽しかったので漫画かに・・・」なんて話が聞けるかもしれませんね。
■羽鳥喜代志
「ラミネートでオリジナルしおりを作ろう」
twitter@kiyhat
しおりを作るための素材に大変たくさんのものが持ち込まれて、
きらきらにぎやかなのが羽鳥さんブースです。
こんなにいろいろ使えると、かなり贅沢なしおりが出来上がりますよ。
素材を見ているだけでも楽しくなりますよ。
■ジブング研究所
「はぐれ鉛筆紙巻派」
twitter: @toru50
久しぶりの紙巻き鉛筆ワークショップでは「スイカ柄」が登場!
え、11月だけど!?
いえ、いいんです、11月でも。よくできているんです、スイカ柄。
紙の柄をシルクスクリーンで作るところからやっているので、
削るちゃんと種があるようになっているんです、スイカですから。
そのうち、「オレンジ」とか「メロン」とか
出てきますよ。きっと。
★みちくさ市ブース(戸外) ★
ブングテンSHOP「ブング店」
くしゃまんべ店長が売り子の時は、
ブング店はしばし「バナナのたたき売り」ならむ「ブングのたたき売り」の様相を呈します。
★今回、共同展示ということで、写真・イラストや、出展者たちの「グッとくる文房具」を
展示しました。
その様子は次の記事で!